小説好きの読書日記1
「怪物の木こり」 倉井眉介
2019年第17回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作
【2019年・第17回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】 怪物の木こり
- 作者: 倉井眉介
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2019/01/12
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
読みやすさ・・・・4.5点
作中設定・・・・・4点
展開・・・・・・・4点
登場人物の魅力・・4.5点
ストーリー・・・・4点
※5点満点での評価
読んでみての率直な感想は面白いの一言に尽きる。主人公と相棒は特異なキャラだが、嫌悪感は抱かないし、犯人の動機など設定も面白い。
あと、この小説の魅力の一つとして、読みやすさを挙げていきたい。
私は良い小説かどうかを判断するとき、読みやすいかどうかを重要視しています。個人的に思う読みやすい小説は場面を頭の中で想像しやすいこと、またストーリーのテンポが良いことなどです。
その点、この小説は文体も読みやすく、テンポも良いので、普段あまり小説を読まない人にもオススメです。
ストーリー内容も感慨深い物があり、中学生、高校生の読書感想文を書くのに適した小説かもしれません。
自分で買って読むのも良し、息子や娘に買ってあげるのも良し、買って損はないと思うオススメの小説です。