小説好きの読書日記3
「かがみの孤城」 辻村深月
2018年第15回本屋大賞受賞作。
読みやすさ・・・・・・4点
作中設定・・・・・・・4点
展開・・・・・・・・・4点
登場人物の魅力・・・・4点
ストーリー・・・・・・4.5点
この作品はマイナス要素がほぼないので、万人受けする作品だと思います。今まで、小説を読んでなくて、どれか読んでみようかなという人にオススメです。
斬新な設定や展開はありませんが、物語の見せ方が上手いので惹きつけられる内容になっています。親子関係、友達関係の心情が細かく描かれていたりするので、中学生か中高生の子供を持つ親御さんに読んでもらいたいと個人的には思います。
554ページと長編ですが、最初からラストまできれいにまとめてあり、読み終わった後、スッキリした気持ちになるので、ぜひ読んでみてはいかがでしょう?
辻村深月さんのデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」も面白いので、こちらもオススメです。